本記事では、
「古典映画の音楽」というよりは
古典映画そのものとの付き合い方について取り上げます。
時代劇を見ていると
現代ではあまり耳にしない言葉が出てくることってありますよね。
そこで意味がとれなくなってしまったりして
楽しめないと感じることもあるはずです。
今回提案したい
「古典映画の時代劇を楽しめるようになる方法」
というのは、
現代ではあまり耳にしない未知の言葉が出てきたら
少々面倒でも漏らさずストックしていく、
という方法。
例えば、
現代劇では「手紙を書く」と言うところで
時代劇では「書状をしたためる」という言葉が使われたりしますが、
こういった言葉を耳にしたときに
もし知らなければ
紙へ書き出して意味を調べておいてください。
筆者は、このような言葉のストックをためていき
「知らなかった用語の一覧表」
をつくっています。
面倒でもこのようにやっていって
知っている言葉が増えれば増えるほど
新しく触れる時代劇も理解しやすくなっていくんです。
本記事のタイトルに
「古典映画の」
とわざわざ書いたのは、
近年の時代劇作品は
割と理解しやすくつくられている反面、
60年代以前くらいの古典のもののほうが
耳馴染みのない言葉が比較的多く使われている傾向にあると感じるから。
古典映画の時代劇を観るためには
少々の根気と知識が必要ですが、
ボキャブラリーが増えてその段階を通り越すと
一気に楽しめるようになります。