アーカイブ 停滞した同じような時間経過を表現する音楽 今回は、 新藤兼人監督映画「人間」(1962年) を題材に 「停滞した同じような時間経過を表現する音楽」について 取り上げていきます。 亀五郎(殿山泰司)は 五郎助(乙羽信子)、八蔵(佐藤慶)、三吉(山本圭)の3人と... 2023.06.18 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 未だ完成していない曲を使った状況内音楽 今回は、 吉村公三郎監督映画「夜の蝶」(1957年) を題材に 未だ完成していない曲を使った状況内音楽について 取り上げていきます。 秀二(船越英二)は音楽学校で演奏を修めており ヴァイオリン弾きになることが夢でした... 2023.06.17 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 「軍隊の楽器」を用いた音楽演出 今回は、 市川崑監督映画「野火」(1959年) を題材に 軍隊の楽器を用いた音楽演出について 取り上げていきます。 フィリピン戦線でのレイテ島がストーリーの舞台。 田村(船越英二)は軍隊および病院から見放されます。 ... 2023.06.16 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 映像では映されていない要素を説明する音楽 引き続き、 新藤兼人監督映画「愛妻物語」(1951年) を題材にします。 本編72分頃、 石川孝子(乙羽信子)が吐血する場面があり、 以下の3点で、吐血だとわかります。 ◉ 孝子は、夫の沼崎敬太(宇野重吉)へ洗面器を... 2023.06.13 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 同じ既存歌を4パターンに使い分けた音楽演出 今回は、 新藤兼人監督映画「愛妻物語」(1951年) を題材に 同じ既存歌を4パターンに使い分けた音楽演出について 取り上げていきます。 幸せを表現する、状況内音楽としての「浜辺の歌」 本編序盤、 新婚の石川孝... 2023.06.11 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 「状況内音楽」として引っ張られた、テーマのメロディ 引き続き、 中平康監督映画「月曜日のユカ」(1964年) を題材にします。 JAPANESE CINEMA MUSIC「黛敏郎の世界」(CD)のブックレットに、 この映画の音楽について 以下のような黛敏郎 氏のコメント... 2023.05.13 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 状況内音楽が「店内放送」か「店内生演奏」なのかの判断 今回は、 中平康監督映画「月曜日のユカ」(1964年) を題材に CLUBシーンの音楽表現について 取り上げていきます。 本編22:50頃からの 「CLUB SAN FRANCISCO」の店内シーン。 ジャズのBG... 2023.05.11 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 古典映画を挫折せずに観る方法 3選 以前、民放キー局の番組で 「旧作映画をとにかくたくさん観る」 と発言したら 「ひと時代前の作品は観始めても挫折してしまう」 などと方々から言われました。 そこで今回は、 筆者なりの 「古典映画を挫折せずに観る方法」... 2023.05.08 アーカイブその他
アーカイブ 衝撃的な映像にアクセントを加える音楽 今回は、 映像にアクセントを加える音楽と、 そのアクセントの付けられ方について。 内田吐夢監督映画「飢餓海峡」(1965年)を題材にします。 杉戸八重(左幸子)が絞殺される場面で音楽が流れた後、 ラストシーンまで約1時間1... 2023.05.06 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 表情を印象付ける、オープニングテーマのカットアウト 「カットアウト」とは、 簡潔には「再生している映像または音声を電気的にストンとカットする」手法です。 「カットオフ」と呼ばれることもあります。 カットアウトの演出には様々なやり方が見られますが、 今回は、 森崎東監督映... 2023.05.05 アーカイブ古典映画の音楽