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衝撃的な映像にアクセントを加える音楽

今回は、 映像にアクセントを加える音楽と、 そのアクセントの付けられ方について。 内田吐夢監督映画「飢餓海峡」(1965年)を題材にします。 杉戸八重(左幸子)が絞殺される場面で音楽が流れた後、 ラストシーンまで約1時間1...
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表情を印象付ける、オープニングテーマのカットアウト

「カットアウト」とは、 簡潔には「再生している映像または音声を電気的にストンとカットする」手法です。 「カットオフ」と呼ばれることもあります。 カットアウトの演出には様々なやり方が見られますが、 今回は、 森崎東監督映...
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無駄なもの一切書くなって云うんです

JAPANESE CINEMA MUSIC「佐藤勝の世界」(CD)のブックレットに、 以下のような佐藤勝 氏のコメントが掲載されています。 (以下、抜粋) 僕は(黒澤明監督映画「七人の侍」[1954年]の) オーケストレーシ...
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映画「山椒大夫」(1954年)の音楽演出

今回は、 溝口健二監督映画「山椒大夫」(1954年) を題材に いくつかの音楽表現について 取り上げていきます。 ■映画「山椒大夫」(1954年)の音楽演出 「2つの別々の音楽が同居しているような、1つの音楽」へと清算 ...
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映画「眼の壁」(1958年)の音楽演出

今回は、 大庭秀雄監督映画「眼の壁」(1958年) を題材に いくつかの音楽表現について 取り上げていきます。 ■映画「眼の壁」(1958年)の音楽演出 3種類の不吉な音声で状況を オープニングクレジットの直後、 登...
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乗り物の移動に関して流れる様々な音楽

山崎徳次郎監督映画「JA750号機行方不明」(1959年) を例に、 「乗り物の移動に関して流れる音楽」に着目します。 本編中、 「登場人物が乗り物で移動する場面」は6ヶ所あります。 基本的にこういった場面では ...
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2人の心情を同時に表現する音楽表現

「2人の心情を同時に表現する音楽表現」 というと、 なんだか難しそうに聞こえるかもしれません。 しかし、 成瀬巳喜男監督映画「銀座化粧」(1951年) のラストでは この音楽表現をいたってシンプルな方法で実現しています。...
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場面変化をサポートする音楽

若杉光夫監督映画「ガラスの中の少女」(1960年) の劇音楽より 場面変化における音楽表現について触れていきます。 映像での場面変化+音楽での場面変化 映画序盤、 靖代(吉永小百合)と陽一(浜田光曠)が 駅で会っている場...
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「状況内音楽」と「状況外音楽」との細かな移行

舛田利雄監督映画「青春とはなんだ」(1965年) の開始50分ごろの場面では、 「状況内音楽」と「状況外音楽」との細かな移行が確認できます。 簡易的な図にしてみました。 アメリカ民謡である「リパブリック讃歌」...
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コーヒーカップが割れる音の置き換え

舛田利雄監督映画「上を向いて歩こう」(1962年) の中では、 ちょっと変わった音楽演出が登場します。 本編開始50分程度の場面、 ドラマーの卵である左田良二(浜田光夫)が コーヒーカップを持った女性とぶつかり、 そ...
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