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3種の音で緊張感を表現

「劇と音楽を使った緊張感のコントロール」という記事の中で、 「音楽要素による緊張感のコントロール」について 以下の2パターンを挙げました。 ◉ 音楽そのもので緊張させて、それを解放する ◉ 劇の要素で緊張感を解放した瞬間に音...
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映像と音楽の両面で表現された「伏線」

「伏線」について、 その表現が「映像」と「音楽」の両面でとられている例をご紹介します。 市川崑監督映画「おとうと」(1960年) の前半中頃、 「げん」が、おとうと「碧郎」の引き出しをあさっている場面があります。 この...
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「劇作品と音楽との対位法」使用映画10選

「劇作品と音楽との対位法」の手法が用いられている映画作品は山ほどありますが、 今回はその中から年代順に10作ご紹介します。 それぞれの詳細については別記事で触れます。 マルセル・カルネ監督映画「天井桟敷の人々」(194...
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白でも黒でもない劇音楽

形容詞で表せる音楽は 音楽の性質として方向性がはっきりしています。 例えば、 「悲しい・楽しい・嬉しい」 などといった形容詞がテーマになって作られた音楽は その表現もストレートであることがほとんどでしょう。 一方、 ...
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舞台作品の限られた音声効果

舞台の音声の特徴としては、 「限られた音声効果」 ということが挙げられます。 例えば、 客席があり実際に観客がその場にいるために 全くの無音にはできません。 常に何かしらの雑音がある前提で そこに演出としての「音楽」や...
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「棺桶を打つ実音」と「木質のパーカッション」との併置

映像内では「環境音」「生活音」など、 音楽以外にも様々な音が出てきます。 「状況内音楽」というよりは「状況内の音」と言えるでしょう。 これらのような「状況内の音」の特徴を 音楽面でも応用している例があります。 具体例と...
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「カット・アウト」「状況内音楽」の同時使用

これまでに、 「カットアウト」 「状況内音楽」 それぞれについて記事にしてきました。 今回は、 これらの両方の要素を同時に含んだ例をご紹介します。 小栗康平監督映画「眠る男」(1996年)。 「アジアから出稼ぎに来...
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劇音楽の終わり方の分類

舞台、映像、音声などの劇作品に付けられる音楽の終わり方は 大きく分類して以下の3パターン。 ① 最終音を長く伸ばして終わる ② カットアウト ③ フェードアウト それぞれ表現される内容が異なるために、 特に「フィルムスコ...
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手軽に映画音楽の歴史を学べるムック本

映画音楽の歴史について書かれた書籍は山ほどありますが、 全体的に 「作品ベースでの記述になっていて、作品を知らないと読み進められない」 という傾向は否めません。 (このジャーナルの記事も同様ですが...) 有名どころだけで...
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「実際に鳴っている現実音」と勘違いしがちな音

映像作品の観客が 「状況内の音(作品の中で実際に鳴っている現実音)」として把握してしまいがちな 「音楽」や「音」というものがあります。 このような要素が映像作品の中でどのように使用されているかということは 度々話題になります。 ...
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