古典映画の音楽

スポンサーリンク
アーカイブ

「劇作品と音楽との対位法」使用映画10選

「劇作品と音楽との対位法」の手法が用いられている映画作品は山ほどありますが、 今回はその中から年代順に10作ご紹介します。 それぞれの詳細については別記事で触れます。 マルセル・カルネ監督映画「天井桟敷の人々」(194...
アーカイブ

白でも黒でもない劇音楽

形容詞で表せる音楽は 音楽の性質として方向性がはっきりしています。 例えば、 「悲しい・楽しい・嬉しい」 などといった形容詞がテーマになって作られた音楽は その表現もストレートであることがほとんどでしょう。 一方、 ...
アーカイブ

「棺桶を打つ実音」と「木質のパーカッション」との併置

映像内では「環境音」「生活音」など、 音楽以外にも様々な音が出てきます。 「状況内音楽」というよりは「状況内の音」と言えるでしょう。 これらのような「状況内の音」の特徴を 音楽面でも応用している例があります。 具体例と...
アーカイブ

「カット・アウト」「状況内音楽」の同時使用

これまでに、 「カットアウト」 「状況内音楽」 それぞれについて記事にしてきました。 今回は、 これらの両方の要素を同時に含んだ例をご紹介します。 小栗康平監督映画「眠る男」(1996年)。 「アジアから出稼ぎに来...
アーカイブ

劇音楽の終わり方の分類

舞台、映像、音声などの劇作品に付けられる音楽の終わり方は 大きく分類して以下の3パターン。 ① 最終音を長く伸ばして終わる ② カットアウト ③ フェードアウト それぞれ表現される内容が異なるために、 特に「フィルムスコ...
アーカイブ

「実際に鳴っている現実音」と勘違いしがちな音

映像作品の観客が 「状況内の音(作品の中で実際に鳴っている現実音)」として把握してしまいがちな 「音楽」や「音」というものがあります。 このような要素が映像作品の中でどのように使用されているかということは 度々話題になります。 ...
アーカイブ

「環境音」と「音楽」を組み合わせた表現

「情景を説明する音」は 「音楽単体」もしくは「環境音単体」として表現するケースが多いですが、 今回は別の観点から 「環境音」と「音楽」を組み合わせて 一つの「情景を説明する音楽」として表現している例をご紹介します。 志...
アーカイブ

「音楽の使われ方」と「映像のリズム」

劇作品の音楽では、 「どのような音楽が使われるか」 ということも大きい要素ですが、 当然ながら 「音楽がどのように使われるか」 という要素によっても 映像の感じ方に変化があります。 今回は、 戦前の名作と言われて...
アーカイブ

音楽を使わずにピアノの音を感じさせる

映画を観ていたら、 「音楽を使わずにピアノの音を感じさせる音楽演出」 を見つけました。 ここで言っているのは、 「音楽が鳴っている」 「音楽が鳴っていた」 という感覚を感じさせるような演出のことです。 具体例を...
アーカイブ

「カルメン故郷に帰る」(1951年) の音楽演出より

以前に記事にした、 「状況内音楽と状況外音楽の同居」 「情景を説明する音楽」 この2つの音楽演出が ”同時に” 出てくる例をご紹介します。 一例ではありますが、 木下惠介監督映画「カルメン故郷に帰る」(1951年) ...
スポンサーリンク