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「リアル」と「ファンタジー」の融合

今回の話題は、 小栗康平監督映画「眠る男」(1996年)の劇音楽についてです。 映画終盤、 生きている人物(上村)が 亡くなっている人物(拓次)に語りかけているという 「現実の世界」と「幻想の世界」の両方を持ち合わせた場面...
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音楽でのみ理解されるその後の展開

野村芳太郎監督映画「わるいやつら」(1980年) を題材に、 「音楽でのみ理解されるその後の展開」 について話題にします。 物語中盤、 登場人物の「藤島チセ」は「戸谷信一」に向かって次のような言葉を投げかけます。 「...
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不気味な関連音声による伏線

「伏線」とは「その後に起こることを予めほのめかしておく」手法。 その使用例は 「映像自体の性格」とも密接に結びついているために多様です。 新藤兼人監督映画「落葉樹」(1986年) の終盤では、 不気味な音声による伏線が...
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「This Is Halloween」デモと完成音源の聴き比べ

ヘンリー・セリック監督映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993年) のサウンドトラック盤のうち特定のエディションには、 「オーケストレーション前のデモ」と思われるトラックが4曲も収録されています。 ◉ ...
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2つの状況内音楽を有機的に繋いだ演出

貞永方久監督映画「海嶺」(1983年)を例に、 劇作品で使われる「状況内音楽」を 直後に流れる音楽と関連づけたかのように聴こえる音楽演出 について取り上げます。 物語序盤、 登場人物の女性がピアノを弾くシーンがあります...
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The Music of “E.T.” A Discussion with John Williams

■The Music of "E.T." A Discussion with John Williams 「The Music of "E.T." A Discussion with John Williams」とは スティーヴン・...
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「季節」を感じさせる音声

「舞台劇」とは異なり「映像作品」では、 「空間的に、時的に自由」です。 「日本と海外を瞬時に切り替える」 といった演出なども可能になります。 映像作品では 「映像で説明する」 「セリフで説明する」 という方法以外で...
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状況内音楽を伴奏する状況外音楽②

「状況内音楽を伴奏する状況外音楽」 という記事で書いた内容と 似ているようで異なる音楽演出について取り上げます。 ミュージカル映画などでは 当然のようにとられている手法ですが、 通常の劇作品でも時々見られます。 舛田...
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状況内音楽の大きさで「距離」を示し分ける演出

「複数シーンで共用される状況内音楽」 という記事の中で、 各状況内音楽に音量差をつけることによる 「音源と各シーンとの距離感の演出」について触れました。 今回は、 その距離感がもっと細かく表現されている映画をご紹介します。...
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登場人物の「動作」がきっかけで認識される状況内音楽

引き続き「状況内音楽」の話題です。 「登場人物の "セリフ" がきっかけで状況内音楽と認識されるケース」 については先日記事にしましたが、 今回は 「登場人物の "動作" がきっかけで状況内音楽と認識されるケース」 の使用...
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