アーカイブ 「リアル」と「ファンタジー」の融合 今回の話題は、 小栗康平監督映画「眠る男」(1996年)の劇音楽についてです。 映画終盤、 生きている人物(上村)が 亡くなっている人物(拓次)に語りかけているという 「現実の世界」と「幻想の世界」の両方を持ち合わせた場面... 2022.07.22 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 音楽でのみ理解されるその後の展開 野村芳太郎監督映画「わるいやつら」(1980年) を題材に、 「音楽でのみ理解されるその後の展開」 について話題にします。 物語中盤、 登場人物の「藤島チセ」は「戸谷信一」に向かって次のような言葉を投げかけます。 「... 2022.07.21 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 不気味な関連音声による伏線 「伏線」とは「その後に起こることを予めほのめかしておく」手法。 その使用例は 「映像自体の性格」とも密接に結びついているために多様です。 新藤兼人監督映画「落葉樹」(1986年) の終盤では、 不気味な音声による伏線が... 2022.07.20 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 「This Is Halloween」デモと完成音源の聴き比べ ヘンリー・セリック監督映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993年) のサウンドトラック盤のうち特定のエディションには、 「オーケストレーション前のデモ」と思われるトラックが4曲も収録されています。 ◉ ... 2022.07.20 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 2つの状況内音楽を有機的に繋いだ演出 貞永方久監督映画「海嶺」(1983年)を例に、 劇作品で使われる「状況内音楽」を 直後に流れる音楽と関連づけたかのように聴こえる音楽演出 について取り上げます。 物語序盤、 登場人物の女性がピアノを弾くシーンがあります... 2022.07.19 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ The Music of “E.T.” A Discussion with John Williams ■The Music of "E.T." A Discussion with John Williams 「The Music of "E.T." A Discussion with John Williams」とは スティーヴン・... 2022.07.19 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 「季節」を感じさせる音声 「舞台劇」とは異なり「映像作品」では、 「空間的に、時的に自由」です。 「日本と海外を瞬時に切り替える」 といった演出なども可能になります。 映像作品では 「映像で説明する」 「セリフで説明する」 という方法以外で... 2022.07.19 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 状況内音楽を伴奏する状況外音楽② 「状況内音楽を伴奏する状況外音楽」 という記事で書いた内容と 似ているようで異なる音楽演出について取り上げます。 ミュージカル映画などでは 当然のようにとられている手法ですが、 通常の劇作品でも時々見られます。 舛田... 2022.07.18 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 状況内音楽の大きさで「距離」を示し分ける演出 「複数シーンで共用される状況内音楽」 という記事の中で、 各状況内音楽に音量差をつけることによる 「音源と各シーンとの距離感の演出」について触れました。 今回は、 その距離感がもっと細かく表現されている映画をご紹介します。... 2022.07.17 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 登場人物の「動作」がきっかけで認識される状況内音楽 引き続き「状況内音楽」の話題です。 「登場人物の "セリフ" がきっかけで状況内音楽と認識されるケース」 については先日記事にしましたが、 今回は 「登場人物の "動作" がきっかけで状況内音楽と認識されるケース」 の使用... 2022.07.16 アーカイブ古典映画の音楽