アーカイブ 「きっかけ」の音声によるカットアウト 「カットアウト」とは、 簡潔には「再生している映像または音声を電気的にストンとカットする」手法です。 「カットオフ」と呼ばれることもあります。 カットアウトの演出には様々なやり方が見られますが、 今回は、 渡邊祐介監督... 2022.07.16 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 舞台設定と音色との関係 羽仁進監督映画「教室の子供たち」(1955年) という記録映画があります。 今でも時々TV番組の特集などで目にすることができる短編です。 この映画の音楽は全て「ピアノソロの楽曲のみ」で構成されています。 やっていることが... 2022.07.15 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 状況内音楽を伴奏する状況外音楽 「状況内音楽」と「状況外音楽」は 特殊な効果を狙って同時に使用されることもあります。 (「状況内音楽と状況外音楽の同居」という記事に詳細を書いています。) 今回は、 数ある同居の例の中でも 「状況外音楽が状況内音楽を伴奏し... 2022.07.15 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ ストーリーの民族性と関連を持たせた状況内音楽 グレゴール・ジョーダン監督映画「ケリー・ザ・ギャング」(2003年)は、 1871年のオーストラリアを舞台に 実在したアウトロー「ネッド・ケリー」の生き様を描いたヒット作です。 本ジャーナルで何度も話題にしている「状況内音... 2022.07.13 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ ”1つ”の音楽を”複数”の状況内音楽として聴かせる 今回の記事も「状況内音楽」関連の内容です。 「”1つ”の音楽を”複数”の状況内音楽として聴かせる音楽演出」について。 具体例として、 鍛冶昇監督映画「青春の鐘」(1969年) の一場面をとりあげます。 【状況内音楽①】... 2022.07.13 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 「環境音」などの音声と「音楽」のみで進行していく作品 「セリフ」が一切無く、 「環境音」などの音声と「音楽」のみで進行していく映画は 何作品かありますが、 新藤兼人監督映画「裸の島」(1960年) もその一つ。 【補足】 「笑い声」「泣き声」などの「声」は聴かれますが、 ... 2022.07.10 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 「実際の声」と「声に似た音声」との併置 今回のテーマは、 「実際の声」と「声に似た音声」との併置により創り出された音楽演出について。 少し変わった演出です。 溝口健二監督遺作映画「赤線地帯」(1956年) のラストシーンで 娼婦たちが客引きをしています。 ... 2022.07.10 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ ピアノ演奏の未熟さで状況内音楽であると示す 映画を観ていたら、 「演奏の未熟さで状況内音楽であると示す演出」 を見つけました。 増村保造監督映画「青空娘」(1957年) のちょうど中盤あたりで 登場人物の小野有子が屋外を歩いていると クーラウ「ソナチネ op.... 2022.06.20 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 登場人物の「セリフ」がきっかけで認識される状況内音楽 前回に引き続き「状況内音楽」の話題です。 状況内音楽の使い方には色々な方法が試みられていて、 劇作品の中で様々な工夫がされています。 それらの中でも今回は 「登場人物のセリフがきっかけで状況内音楽と認識されるケース」 の使... 2022.06.20 アーカイブ古典映画の音楽
アーカイブ 心情を表現した「状況内音楽」 「状況内音楽」は、 「実際に楽器を弾く」 「店の中で店内BGMがかかっている」 などといった「ストーリーの中で実際に聴こえている音楽」。 したがって、 自然と登場人物の心情などとは無関係の音楽も多くなります。 例えば、 ... 2022.06.13 アーカイブ古典映画の音楽